大阪府吹田市の鍼灸院|頭痛・めまい・突発性難聴・耳鳴り・顎関節症・肩こり・頚肩腕症候群・腱鞘炎・腰痛・坐骨神経痛
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顎関節症と鍼灸②

" 顎関節症と鍼灸 "

2018年2月23日

前回に引き続き『顎関節症と鍼灸』をテーマにお話します。

顎関節症の原因は『かみ合わせ』を疑ってみる

顎関節症の原因は噛み合わせの悪さ?

従来、顎関節症の原因は“かみ合わせの悪さ”にあると考えられてきました。

 

その当時に保検治療に組み込まれたのが、かみ合わせを良くするために歯を削る(咬合治療)顎の負担を軽減して理想的かみ合わせにする(スプリント治療)です。

 

当院(鍼灸院)で受付・サポートをしてくれている妻は、いくつかの歯科医院で約10年勤めていますが、現在でも顎関節症の治療は『かみ合わせの調整』『マウスピースの着用』『筋肉弛緩剤など薬の処方』が一般的だと聞きます。

 

顎関節症を訴える方が、これらの治療で「改善した!』という話も聞きます。

 

その一方で、歯科クリニックや口腔外科を何件受診しても何年もの間、顎関節症に悩まされている方がいることも事実です。

 

ではなぜ、『かみ合わせを良くして改善する方』と、『かみ合わせを良くしても改善されない方』がいるのでしょうか?

 

それは顎関節症の原因が『かみ合わせ』の悪さ“だけ”にあらず、ということを表しているように感じます。

顎関節症の原因は複合的

現在、顎関節症の原因はさまざまあると考えられており、多因子説が有力とされています。

さまざまな原因『かみ合わせ』もその原因の一つでしかないということです。

 

かみ合わせを良くしても、なかなか治らない顎関節症の場合、さまざまな原因が複数合わさっていると考えられます。

 

かみ合わせを良くする治療で症状が改善したケースは、たまたま『かみ合わせ』の原因が大きかったと考えるべきです。

 

顎関節症の原因は人によってさまざまであり、原因が異なれば治療の進め方も変わってきます。

 

当院では、なぜ?顎(あご)への負担が大きくなって顎関節症を引き起こしているかを見つけることで早い改善に繋がると考えています。

当院に来院された顎関節症の症例

【顎関節症】Aさんのケース

症状

Aさんは30代女性、歯科クリニックで歯科助手をしています。

以前から歯並び・かみ合わせの悪さが気になっており、歯列矯正をするか迷っていたほどでした。

ある日、口を開けた時に「バキッ」という音と共に左顎に激痛を感じました。その後も、顎の痛みは引かず、不安になり当院へ来院されました。

 

20代の頃から、口を開けた時に「パキッパキッ」という音はあり、固い物などを食べたりすると顎が疲れる症状は出ていたということです。 

Aさんの症状説明イラスト

顎関節症の要因

・かみ合わせ・肩こり・外傷

施術と経過

かみ合わせの悪さからなのか、噛む時に使う筋肉(咬筋)に硬さと圧痛が確認でき、その硬さをピンポイントで緩めました。

また肩のコリも顎関節の動きを悪くさせ、顎関節症を引き起こしていたと考え、肩のコリを緩める施術を行い、2回で改善されました。

【顎関節症】Bさんのケース

症状

Bさんは50代女性、事務の仕事をしています。

1年前から顎に痛みを感じ始め、最近になって肩と背中にも重痛さを感じるということで来院されました。

 

当院への来院前に、

歯科クリニックを受診→かみ合わせを良くするため、歯を削るが症状が改善されず、

口腔外科を受診→運動療法で顎の体操を行うが改善されず、

整骨院を受診→顎や首を直接緩めるが、改善されなかった。

 

問診で、職場でのストレスや・家庭でのストレスを強く感じていること、一年前に左足関節を骨折したこと、お腹の張り感や下痢が続いていることがわかる。Bさんの症状説明イラスト

顎関節症の要因

・歯ぎしり・内的ストレス・外的ストレス(骨折)・背中の緊張・姿勢

施術と経過

足の骨折という外的ストレスと生活での内的ストレスが重なり、強い歯ぎしりと腹痛を起こしていたと考えられる。事務でデスクワークが多く、肩から背中の強い張りも顎関節に影響を与えていた。精神を安定させること、ストレスの根本を取り除く施術で5回の施術で改善。

顎関節症 Cさんのケース

症状
Cさんは40代女性、接客でレジの仕事をしています。
5年前から食いしばりがひどく、最近では「声が出しづらい」「呂律がまわらない」といった症状で来院されました。

 

今の仕事を始めて半年が過ぎた頃から食いしばりの症状が強くなり、口が開けづらくなりました。

歯科クリニックを2件受診して、スプリント治療(マウスピース)や自律訓練法を試したが良くならず、歯科クリニックでは治らないと言われる。

食いしばり・声が出しづらいという症状が出るのは仕事中のみ。

Cさんの症状説明イラスト

顎関節症の要因

・食いしばり・肩こり・ストレス・坐骨神経痛

施術と経過

 症状が出るのは仕事中のみということから精神的緊張によって、食いしばりを起こしていたと考えられます。

また症状が出始める以前に、坐骨神経痛に悩まされており、完治していないことも影響していたと考えられます。

殿部の強い緊張が肩コリに繋がり、食いしばりを引き起こしていました。

その証拠に、坐骨神経痛の施術を加えたことで改善に向かいました。

このように、当院では顎関節症という症状のみに囚われることなく、からだ全体を診ることを重要視しており、その人の生活スタイルや、症状のバックボーンを知ることで顎関節症の改善に繋げています。

 

 

◎当院の治療例▶︎症例の詳細 » 

◎当院の体験談▶︎患者さまの声 » 

 

 

次回

顎関節症と鍼灸③

に、つづく。

この記事を書いた人

はりきゅうroom タスケ

院長

1985年生まれ。高知県出身。中学校からバドミントンを始め、今でも社会人バドミントンをやっている。

18歳、鍼灸の専門学校へ入学。

21歳、はり・きゅう師免許取得。

23歳、ヨーロッパ一周ひとり旅。

27歳、世界一周ハネムーンに出発。

31歳、大阪府吹田市で『はりきゅうroom タスケ』をスタート。

カテゴリー: 顎関節症と鍼灸. タグ: , .
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