大阪府吹田市の鍼灸院|頭痛・めまい・突発性難聴・耳鳴り・顎関節症・顔面神経麻痺・梅核気(ヒステリー球)・ばね指

鍼灸師が集結(関西自主勉強会)

" 休日 "

2018年4月16日

休日に鍼灸師が集まる理由

会場設営

4月15日(日)、『はりきゅうroom タスケ』休診日ですが、私の目は早朝に覚めました。

 

開院して、はじめての大イベントが当院で開催されることが1ヶ月前に決まっていたのです。

 

【整動鍼®︎ 関西自主勉強会】

 

整動鍼®︎を学ぶ先生が、各地から当院へやってきます。

 

院内はいつも清潔に保っていますが、今日はいつも以上に気合いを入れて掃除をします。

先ずは、外装から。

 

『ジャパネット た◯た』で購入した高圧洗浄機を使って、外壁の白さを際立たせます。(小一時間かかりました)

掃除中

内装も念入りに掃除、掃除。

 

会場設営、完了です。(勉強会前にヘトヘト)

勉強会スタート

午後二時前、各地から先生方がぞくぞくと当院へいらっしゃいました。

東は福井県から、西は岡山県までの先生総勢7名が当院に集結して、勉強会がスタートです。(ワクワク)

 

【勉強会風景】

:取穴

勉強会の様子1

ツボの取穴(ツボを探す)から復習します。

整動鍼®︎で使われるツボは一般的に使われるツボよりも遥かに小さく、ツボによってはゴマ粒大です。これが数ミリ外れるだけで、効果が大きく変わってしまいます。

 

なので、整動鍼®︎の勉強会ではツボの位置の共有作業が重要になるのです。

 

ツボを数穴ピックアップして、一人一人が取穴をする作業をしました。(地味だけど重要)

 

:思考

勉強会の様子2

整動鍼®︎の特徴の一つとして「小数穴」が挙げられます。

これはできるだけツボを絞りこんで、少数の鍼(はり)で施術を終えることを目標にします。

小数穴のメリット

・患者さんの身体への負担が少ない

・どのツボが効いたかハッキリわかる

・施術時間が短くて済む

整動鍼®︎の場合、1回の施術で使う鍼は多くても7本までと決めています。

これはツボが少ないほど効果がハッキリ効いて、ツボが多くなり過ぎると効果がぼやけてしますという考え方からです。

 

症状に対して、どのツボを使うのがベストなのかを議論し合います。

 

:発見

勉強会の様子3

「膝痛」の症状、「肩痛」の症状、「腰痛」の症状と、数穴でミラクルな効果が連発した勉強会となりました。

7人も先生が集まれば、新しい発見や、思いもよらなかった思考が飛び交い、とても有意義な勉強会となりました。

 

まさか、腰を反る動作(後屈)で痛む腰痛が、腕のツボで取れてしまうとは・・。

これには一同、驚きでした。

お決まりのポーズ

勉強会に参加した鍼灸師

整動協会お決まりのポーズSEIDOの「S」をつくって記念撮影で締めくくり。

 

開業されている先生が多いので、普段は一人で患者さんに向き合っている時間がほとんどです。

開業すると、誰にも頼れません。臨床の現場では喜びも多いですが、プレッシャーもそれなりに多いです。

 

普段相談できない分、こういった勉強会は貴重な時間です。

・情報の共有

・取穴の確認

・症状の相談

相談できる仲間がいるのは力強く、しあわせなことです。

 

また来月も、『はりきゅうroom タスケ』での関西自主勉強会が開催されることが決定しました。

この記事を書いた人

はりきゅうroom タスケ

院長

1985年生まれ。高知県出身。中学校からバドミントンを始め、今でも社会人バドミントンをやっている。

18歳、鍼灸の専門学校へ入学。

21歳、はり・きゅう師免許取得。

23歳、ヨーロッパ一周ひとり旅。

27歳、世界一周ハネムーンに出発。

31歳、大阪府吹田市で『はりきゅうroom タスケ』をスタート。

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