はりきゅう師の「手」
鍼灸師は人の身体を触る機会が多い仕事です。そのため、直接触れる手(指先)には人一倍気を使っています。
今回はそんなお話。
爪の手入れ
この仕事を初めて約10年になります。早いものです。鍼灸師の専門学校時代から「爪の手入れ」は気をつけています。「爪が伸びすぎていないか」「清潔に保たれているか」患者目線で考えるならば、清潔に手入れされている「手」の方が良いはずです。
少しでも爪が伸びていれば、患者様に触れた時(ツボを探す時など)に不快感を与えてしまいます。
とくにタスケが採り入れている、鍼の手法「整動鍼」では、ツボをミリ単位で探るため指先の感覚を研ぎ澄ます必要があります。無駄に爪が伸びていれば感覚を損ねますし、患者様にも不快な想いをさせてしまいます。ツボに集中するためにも「爪の手入れ」は欠かせない仕事の一つです。
My爪切り
今まで爪の手入れは頻繁にしていたものの「爪切り」にはこだわったことがありませんでした。とりあえず家にある「爪切り」でという感じだったのですが、「My爪切り」なるものが欲しいと思い立ち、たまたま立ち寄ったロフトで目に飛び込んできたのがこれでした。
思わず手に取って、その数分後にはレジへ。
「My爪切り」ゲットです。
高級爪切りの使用感
まずはこの飾らない(主張しない)感が良いですね。近未来を思わせるフォルムも素敵です。
使う前から良い仕事をしてくれそうな感じを受けます。
使用感はというと、今までに使っていたものとは「フャーストタッチ」で違いを感じ取れました。今までは「爪を割っている」と感じだったのが、しっかりと「爪を切っている」という感じです。爪切りを持つ指先にも、しっかりと刃が爪を切っている感じが伝わってくる程でした。「パッチン」と弾かずに切れるので爪が飛び散る心配がありません。キャッチャーカバーが付いていないのは「その心配がいらないから」かもしれません。
爪ヤスリでなめらかに仕上げます。
いつもの手入れ作業なのですが、道具が変わると気持ち的にも変わります。“レベルアップ”した感じ。
これで今まで以上に制度の高いツボ探しが出来るはずです。
はりきゅうroom タスケ
院長
1985年生まれ。高知県出身。中学校からバドミントンを始め、今でも社会人バドミントンをやっている。
18歳、鍼灸の専門学校へ入学。
21歳、はり・きゅう師免許取得。
23歳、ヨーロッパ一周ひとり旅。
27歳、世界一周ハネムーンに出発。
31歳、大阪府吹田市で『はりきゅうroom タスケ』をスタート。